ごみを減らせても電気は?高度経済成長から続く課題への挑戦

  • HOME
  • ニュース
  • ごみを減らせても電気は?高度経済成長から続く課題への挑戦

【ごみゼロの日】


5月30日は「ごみゼロの日」です。
1975年(昭和50年)に愛知県豊橋市で「自分のごみは自分で持ち帰る」という合言葉のもと、
市民運動として「530(ごみゼロ)運動」が始まったことを契機に、この活動は各地へと広まりました。

その後、1985年(昭和60年)7月に運動10周年を記念した全国大会が開催された際、
毎年5月30日を「530の日」とする宣言がなされ、1993年(平成5年)には厚生省が
同日を初日とする「ごみ減量化推進週間」を制定したことで、全国的な環境保護活動の機運は一層高まりました。

現在では、ごみの削減リサイクルの推進
そして持続可能な社会の実現を目指して、日本全国でさまざまな活動が展開されています。
このように「ごみゼロの日」が制定され、ゴミの減量やリサイクルが社会全体で推進される背景には、
ゴミ排出量の増加に伴う処理施設の不足環境への負荷といった深刻な課題が存在します。

かつての日本には、ゴミを回収・修理・再生する文化が根付いており、排出量を抑える仕組みが自然と整っていました。
しかし、戦後の高度経済成長に伴い、大量生産大量消費が当たり前となった結果、ゴミの量は急増しました。
また、利便性を重視する考え方の広がりや、安価で手に入る商品の増加によって、
ものを大切にする意識が薄れたことも大きな影響を与えています。



この高度経済成長期に急増したのは、実はゴミだけではありませんでした。
海外のさまざまな製造技術や製品が一挙に導入されたことで、
産業構造や日常生活は劇的な変化を遂げました。
企業は技術革新を積極的に取り入れ、最新鋭の生産設備へと次々に投資を行い、
国民所得の向上とともに、三種の神器(白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫)や
3C(カラーテレビ、クーラー、カー)に代表される耐久消費財への需要が爆発的に高まったのです。

もうお気づきの方も多いと思いますが、ここで同時に急増したのが「電気の使用量」です。
電気の使用は、ゴミのように目に見えて増えるものではないため実感が湧きにくいものですが、
現代社会において欠かせない存在であり、あまりにも身近すぎてその実態は見えづらくなっています。
そこで私たちは、日常の電気使用量を「見える化」することで、
電気を無駄遣いしない「電気のごみゼロ」活動を推進しています。



ENIMASは、つけっぱなしのエアコンや、接続機器に対して過剰に稼働しているマシン、
あるいはエア漏れによって必要以上の電気を消費している設備などを特定していきます。
単にエアコンの出力を強めるのではなく、フィルター掃除の徹底、室外機へのひさし設置、
二重窓による断熱効果の向上など、電気効率を根本から高める仕組みづくりを提案しています。
そして何より大切なのは、「その電気は本当に必要か」を問い直す意識づくりです。
さまざまな観点から電気使用量を減らす活動に取り組む私たちの使命は、
企業を「持続可能な組織」へと変えていくことにあります。



作ったものを大切にし、壊れたら直して極力ゴミにしない。
かつて地球と共に生きてきた日本人が次に成すべきことは、作った電気を大切に使い、自然に反しすぎない生き方を模索することです。
今年の「ごみゼロの日」は、ぜひ電気にも目を向け、どのような場所に電気を使っているのかを考えてみてください。
もし、しっかりと現状を見える化したいとお考えでしたら、ぜひエニマスまでご相談ください。