「電気記念日」と日本のあかりの歴史
3月25日は「電気記念日」です。
この記念日は、1927年に開催された日本電気協会の総会において制定されました。
1878年のこの日、工部省電信局は万国電信連合に加盟する準備として、
東京の銀座木挽町に中央電信局を開設しました。
その開局祝賀会に際し、工部省の伊藤博文から会場に電気灯を使用するよう命じられていた
イギリスのウィリアム・エアトン教授は、50個のグローブ電池を用いて
講堂の天井に設置されたアーク灯を点灯させました。
これが、日本で初めて点灯された電灯です。
その眩い光を前に、来賓の人々は「まるで不夜城にいるかのようだ」と驚嘆の声をあげました。
その後、トーマス・エジソンの白熱電球が輸入されたのは翌1879年。
日本初の電気事業者として東京電灯会社(現:東京電力)が開業し、
本格的な電気の時代が幕を開けることになります。
【自社の課題から生まれた電流計「ENIMAS」】
実はこの電気、特に電灯の歴史は、電流計測ソリューションである「ENIMAS」の誕生に深く関わっています。
当時、親会社であるコバヤシ精密工業は、行政の省エネ補助金を利用して工場内の電灯をLED電灯へと交換しました。
補助金を活用したため、交換後にどれほど電気代が下がったかを報告する義務があったのですが、
計測された結果は下がっているどころか、反対に大きく増大していました。
この結果を見た市の担当者からは、結果が伴っていないため
「補助金を返還してください」という指摘を受けることになります。
しかし、LED電灯に切り替えた時期、コバヤシ精密工業では新たに生産設備を2台導入していました。
その新しいマシンが非常に多くの電力を消費するため、
工場全体の電気代が増大することは避けられない状況でした。
さらに仕事の受注が増えていたことも影響し、既存のマシンも稼働時間が増えていたのです。
いくらLED電灯にして照明の電気代を削減しても、それを上回る規模で
現場のマシンが稼働していては、工場全体の電気代は下がりません。
当時、機械の電力を個別に計測するような機器は一般に流通しておらず、
行政に対して「必要な電気利用量の証明」をする術がありませんでした。
このときに直面した課題を解決するため、
自社できちんと電力を個別計測しようという目的から開発されたのがENIMASです。
【全国の事業所や、海外へと広がる「電気の見える化」】
ENIMASは、既存の設備に後付けが可能で、電気工事士の資格も不要という手軽さが特徴の製品です。
現在ではコバヤシ精密工業だけでなく、多くの事業所が抱える
「なぜこんなに電気代が高いのか」という疑問や課題を解決しています。
これまでに、ENIMASによる電気の見える化を通じて、さまざまな運用の改善事例が蓄積されてきました。
従業員のいない休業日にもかかわらず電気使用量が多い工場を調査したところ、
コンプレッサーのエア漏れが発覚した事例があります。
また、同じ規模の店舗であるにもかかわらず電気使用量が大幅に違っていたレストランでは、
業務用冷凍庫の導入時期、つまり製品の経年劣化や新旧による省エネ性能の差が、
電気使用量に何倍もの違いをもたらしていることが判明しました。
もともとは自社の電力を証明するために作った電流計ENIMASでしたが、
今では同業他社や異なる業種の企業でも導入され、ニーズが広がっています。
日本国内で電気の見える化を進めていく中で、現在では海外に工場を持つ企業からも、
現地で活用できないかという問い合わせをいただくようになりました。
電気のある場所であればどこでも利用できるのがENIMASの利点です。
これからも国内外を問わず、多くの現場で活用していただけるよう展開を進めてまいります。
【3月より事業所を移転しました】
<新住所>〒194-0022
東京都町田市森野2-31-14 喜字文ビル3F(小田急町田駅東口 徒歩8分)
< 電話/FAX番号 >
TEL:050-5784-7145 FAX:042-732-3215
<新アプリ>
https://app.enimas.co.jp/
